2010年2月8日月曜日

前回の続き













・ドリフト運動
 ドリフト運動について電荷にかかる合力や曲率半径などを考えて、ドリフト運動の理解を深めようとした。
 曲率半径について
  ds = 2πR *(dθ/2π)= R*dθ
 
  R * |de/ds| = 1 (e:速度の単位ベクトル)←相似比より

  |de/ds| * ds = dθ←上の2式でRを消去


・ドリフト運動(その2)
 x方向の初速を0にした場合をグラフで表した。

・ドリフト運動(その3)
 x方向の初速を−2.0にした場合をグラフで表した。

2010年2月1日月曜日

ドリフト運動を調べる(概要)

まず電場がかかっていない、普通のローレンツ力の場合を考えて比較する。

ローレンツ力は円運動
なぜなら速度と向心力の内積が0←向心力は速度に影響しない

円運動とローレンツ力のつりあいの式
mv^2/r = qvB
より
r=m/(qB)×v
等速円運動(r,vは定数)

ドリフト運動は向心力の他に電場による静電気力も働くので内積は0にならない。(←あとで証明)

速度vは時刻とともに変化する。←変化は電場による加速度の速度方向をみて

r=m/(qB)×v

より、速度が大きくなれば荷電粒子の回転半径が大きくなることが分かる。